日常

起きたことをありのままに

治験

「初めての投稿は面白く飾ろう」皆はそう思うだろうけど僕には面白く文章を書く能力が1pmol/Lもないのでありのままに書きます。

以前から治験に興味を持っていた僕は、研究が暇な時に参加してみようと思っていた。
そして、その時が来たのだ。

「先生、治験行ってきてもいいですか?」返ってくる返事は想像できていた。「行ってこい」
なんて寛容な先生なのだろうか。

一人暮らしなのにも関わらずに15万円の自動雀卓を買った僕は「自動雀卓が実質無料になる」と言うちょっとよくわからない思考に陥ってた。

結果、適合という事で「175000円勝ち取った」そう思ったのだ。

入院2日目。

「あなたは予備被験者に選ばれました。」



突然目の前が真っ暗になった。夜ご飯でカップ麺の湯切りをしているときに麺を全て排水溝に流した時の様に。

そう、予備被験者に選ばれてしまったのだ。予備被験者に選ばれるとあり得ないほど少ない報酬で帰らされる。

「嘘やろ…?13000円しか貰えへんのか…?サイトには協力費175000円としか書いてなかったやろ…新手の詐欺か?」と思った。
上げて落とすってガン宣告見たいでなんかアレだワ(語彙力の無さ)

その宣告を受けた瞬間に僕の中では他の被験者が敵のように見えてきた。「あぁ~こいつらは薬のんで175000円貰えるのかぁ~自動雀卓買えるぞ。」と1000回くらい心の中でブツブツ言っていたと思う

実際、一家に一台自動雀卓あった方がいいと思う。知らんけど。

「お疲れさまでした。それでは協力費の13000円受け取ってお帰りください。」
散々血を抜かれて13000円が協力費…?それが予備被験者に対する言葉か?
性格がひねくれている僕はそう思った。

帰り際の担当者の「おつかれさまでした…」
何故か申し訳なさそうに聞こえた。申し訳ないと思うなら最初から予備被験者に選ぶなと思ったんだけどね。

13000円を手に入れた。
気づいたらパチ屋にいて、P咲-Saki- 阿知賀編とにらめっこしてました。

さすがに軍資金としては少ないが勝率が良いため「まぁ勝つだろ」そう思っていました。予備被験者に選ばれた衝撃で脳がだいぶやられてたんでしょうね。

ボロ敗けでした。

ここで思った。「治験に行った意味とは?」
13000円あった寿司屋でたらふく食えた。
パチンコは勝ったら面白いけど負けたら何とも言えない気持ちになるよね。
あんなところに常にいる年金暮らしジジババの気が知れねぇわ。

今日は風が物凄く強くて気温が高いにも関わらず何故かその風は冷たく、強い向かい風がパチ屋に引き戻そうとしている…とも感じた。病気かな?

夜飯はカップラーメン。13000円のカップラーメンはいつもと何か違う味がしました。

何が言いたいかというと「大金に目がくらんで厳しく規制された生活送るより自由な生活の方がいい。もう二度と治験など行くかカス」と言うことですわ。

皆も治験に行くときは「すっくない報酬で帰らされる哀れな予備被験者」って存在をお忘れなく。

では。